着生の勧め
とかく栽培棚に転がされがちな銀葉ティランジアですが、 何と言っても着生がお勧めです。成功すれば必ずと言って 良いほど、調子を上げ大きく育つし、開花も立派になるし 子株も沢山つける傾向が高いのです。我が家でのとめ方を 紹介しようと思います。参考になれば幸いです。( 07-06 ) |
1)最初のポイントは新根が出てくる前に着ける事です。
下のように古い根がそこそこ伸びてる状態がベストです。
今回は最も着生させ易いコルク片でやってみましょう。
2)コルク片の真中辺りにキリで穴を開けます。
3)直径は3ミリもあればよいと思います。
4)古い根の先端をセロテープでとめます。
5)そのまま、コルクの穴に通していきます。
6)ココまで通ったら、
7)ゆっくり最後まで引っ張ります。
8)表側から見るとこんな感じです。
9)根からセロテープを剥がして
10)根を2〜3方向に広げてホチキスでとめます。
11)ホチキスの芯は爪できちんとコルクに押し込みます。
12)これで完成。こうしておくと新根が出てきた時
自然と着生していきます。
↓↓( 1年でしっかり着生しました。
この画像は2年半後の10-01です。)
T)今度は根が短かったり無いけれど、2株以上の
クランプになっている場合です。まず、用意するのは
なるべく細い針金です。うちではフラワーアレンジメント用
の0.3ミリ位のものを使っています。
U)ほど良い長さに切ってU型に曲げます。
V)株と株の間に上手に通してください。
W)そのままコルク片穴を通して
X)2方向に広げて
Y)うまい具合にコルクに刺してとめましょう。
Z)表から見るとこんな感じです。
[)これで完成です。必ず発根します。
ポイントは発根してからではなく、その前に
着けることです。発根してからだと新根を傷め易く
なりますので。是非、発根前の着生お試しあれ(^^)
↓↓ しっかり喰い付きました。(10-01)